演歌界に衝撃の新人がデビューしました。その名は「ジェロ」。デビュー曲「海雪」がオリコンで初登場4位に食い込むなど、人気沸騰中です!
日本演歌界初の黒人演歌歌手、ジェロがデビューして話題になっています。渋谷のHMVで演歌歌手としては初めてデビューイベントを開くなど、とかくジェロには「史上初」という事が多いですね。ジェロは氷川きよし以来久々に登場した大型新人です。氷川きよしはいつまでも若い印象があり、今でも「若手演歌歌手」と言われる事も多いですが、気付けばもう30歳。演歌歌手としてはまだまだ若手という声もありますが、氷川きよし以降大きなヒットを飛ばす演歌歌手が出てこなかったのもまた事実。そこへ彗星のごとく登場したジェロは演歌界待望の期待の新星と言えるでしょう。そんなジェロの記念すべきデビュー曲は「海雪」というタイトルです。作詞は秋元康、作曲は宇崎竜童ですから非常に力の入ったデビュー曲です。
ジェロは最近「ズームイン!!SUPER」などのテレビ番組への露出が増えており、デビュー曲「海雪」は発売前から非常に大きな話題を呼んでいました。ジェロの新曲にはレコード店からの発注が殺到し、「海雪」の着うたダウンロードは開始当日にいきなりの2500ダウンロード、1週間で約18000ダウンロードという驚異的な数字を叩き出しています。ちなみに「海雪」のカップリング曲は「東西南北ひとり旅」。山口洋子、吉田正作曲によるレッツゴー三匹の隠れた名曲のカバー版です。「海雪」にばかり注目が集まりがちですが、こちらも必聴です。「海雪」は日本人である祖母の影響を受け、演歌を歌い始めたペンシルヴェニア州ピッツバーグ出身というジェロの背景を知らずに音だけ聴けば、純粋に日本人が歌う演歌としか思えません。こぶしの入りように日本語アクセントも完璧。日本人以上に日本の"粋"を心得たジェロですから、年末の紅白歌合戦も夢ではないですね!
黒人演歌歌手、ジェロのデビュー曲「海雪」ですが、オリコンで初登場4位という華々しい記録を打ちたてました。演歌、歌謡曲系歌手のデビュー曲としては関ジャニ∞が「浪花いろは節」という曲で初登場5位を記録していますが、ジェロの「海雪」はこの記録を塗り替える快挙です。発売以来売り上げたCDは約35000枚との事です。ジェロは3年前に亡くなった祖母との約束を果たす形で演歌歌手としてデビューしましたが、デビュー曲でこのような記録を立てた事でもう1つの祖母との約束、「紅白歌合戦出場」を果たす事も夢ではなくなりました。今年1年間はこの「海雪」1本に絞ってプロモーションを展開して欲しいですね。既に人気番組「うたばん」の収録も終えており、これから更なるジェロのブレイクが期待されます。